Googleカレンダーで去年の予定を横に並べて表示してくれるやつをつくりました
Dec 18, 2019
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早いものであっという間に今年もクソアプリの季節がやってきたので、また作りました。 タイトルはそのまんま、「Googleカレンダーで去年の予定を横に並べて表示してくれるやつ」です。
この記事は「クソアプリ2 Advent Calendar 2019」19日目の記事です。
🤔これはなに?
年末年始は1年を振り返ることが多いと思うんですけど、気づくと1ヶ月単位で記憶が抜けてたりしますよね。 あれ3月なにしてたっけ?みたいな。
自分の場合はGoogleカレンダーにけっこう予定を入れてるので、それを見ればだいたい何してたか思い出せるはず。 しかし1年前までさかのぼって確認するのはとても面倒くさいので、ほとんどしたことがありません。
そこで、普段のカレンダー表示の横に、去年の予定を並べて表示できる仕組みを作ってみました。 こんな感じです。
これは2020年の1月を表示しているのですが、2019年の予定が独立したカレンダーとして登録されていて、2020年にも表示されていることがわかります(モザイクが多くてわかりにくい)。
やっていることは、
[1]と[3]はGoogleカレンダーの機能なので、このサービスがやってるのは[2]の年変換だけですね。 しかし実際やってみると簡単に去年が振り返れてけっこうたのしいので、ご興味あればぜひお試しください。
以下もうちょっと詳しく手順を説明します。
✅ 使い方
[1] Googleカレンダーのデータをicsファイルでエクスポート
まずはGoogleカレンダーの標準機能で、データをエクスポートしておきます。
「設定」→「マイカレンダーの設定」→「カレンダーをエクスポート」
公式のガイドはこちら。
[2] 過去予定の日付を、年だけ2020年に変更する
次に、エクスポートしたicsファイルを本サイトで加工します。
シンプルなページなので迷うことはないと思いますが、ファイル選択フォームで先ほどダウンロードしたicsファイルを選択してください。 その後「出力」ボタンをクリックすると、日付けを修正したicsファイルがダウンロードされます。
※カレンダーデータはどこにもアップロードされません。完全にユーザー側のローカルで処理されます(後述)。
[3] 修正したicsをカレンダーに再インポート
最後はGoogleカレンダーに戻って、先ほどエクスポートしたのと同じ画面から、修正後のicsファイルをインポートするだけです。
しかし既存のカレンダーに入れるのではなく、新しいカレンダーを「2019年」とかの名前で作成して、そこにインポートすることをおすすめします。
念のため新規カレンダー作成の公式手順はこちら。
💡アピールポイント
個人情報は一切どこにもアップされません
本サイト上でのカレンダーファイルの修正・エクスポートは完全にローカルで行っており、個人情報が含まれたデータはどこにもアップされたりしません。安心してお使いください。 私は他人のカレンダー情報に一切興味がありませんし、そんなセンシティブなデータをサーバに保管する趣味もありません。
どうしても心配な方はネット接続を切ってオフラインで試してもらうといいんじゃないかと思います。
簡単に過去予定の表示をオンオフできます
これはGoogleカレンダーの機能でしかないのですが、独立したカレンダーとして取り込むことで、簡単に表示をオンオフできます。 そんなに毎日過去の思い出に浸っててもしょうがないと思うので、ここぞというときに使っていただければと思います。
💩クソアプリの限界
ふつうに自分がほしかった真面目ツールなので何がクソアプリなんだという話なんですが、ご覧いただいたとおり完成度がクソアプリでございます。
今後やる気が出たらちゃんと作り込む可能性も2%くらいありますが、たぶんやらないと思います。。
まとめ
12月は思ったより忙しくて大変だったけど、何とか今年もクソアプリ作れてよかったです。
ちなみに去年はこんなのを作っていました。
今年も1年たのしかった気がするので、来年もがんばりたいです。 それではみなさまよいお年を。
おしまい。