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青空文庫の短編を1ヶ月で読み切れるように小分けして毎日メールで配信してくれる「ブンゴウメール」をリリースしました

Apr 24, 2018

  • つくったもの
  • ブンゴウメール

めっちゃ小粒ですが、久々にWebサービスつくりました。 ブンゴウメールといいます。

これはなに?

青空文庫の作品を毎月1作品、1ヶ月で読み切れるように小分けにして毎日メールで配信してくれるサービスです。

「青空文庫とは?」はこちらをどうぞ↓↓

青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。

https://www.aozora.gr.jp/guide/aozora_bunko_hayawakari.html

ブンゴウメールでは、このうち著作権の切れた過去の名作を中心にメールで配信します。

1日3分くらいのメールが毎日届いて、読み続けるといつのまにか毎月1冊本が読めてしまうというサービスになっております。

なんでつくったの?

自分が最近本を読めていないことに危機感を感じており、何とか読める仕組みを作りたいと思ったからです。

本を読めていない理由は人それぞれだと思いますが、わたしの場合は

  • 忙しくて時間が取れない
  • スキマ時間はあるんだけど、ついついスマホを見てしまう
  • 数分で消費できるコンテンツに慣れすぎて、長文を読むのにけっこう気合がいる
  • いざ本を読もうとしても、どうしても仕事の本を優先して読んでしまう
  • という感じです。はてブとTwitterはめっちゃ見てるのに。

    しかしやっぱり、仕事に関係ない本ももっと読みたい。 ということで、うまくふだんの行動の中に落とし込めば小説も読めるんじゃないかと思い、毎日小分け配信の仕組みを作りました。

    アピールポイント

  • メールの送信者名を作者にしてるので、受信箱に文豪が並んでたのしい
  • メール読んでるようにしか見えないので、仕事中でも堂々と読める
  • どうしても続きが気になるときは、青空文庫に行けば無料で今すぐ続きが読める
  • 実際使ってみてどうかというと

    4月はテストで運用してみましたが、なかなかよさそうな感じです。 これくらいの長さなら、メールチェックのタイミングでさらっと読めそう。

    まぁ作品によっては旧仮名遣いがしんどいなーとか、3分を超える分量になるとやっぱりきついなーとかありますが、そのへんはこれから様子を見て調整していければと思います。

    メールじゃなくてもいいよ

    メールで配信とは言ってますが、好きな方法で読めるようにRSSフィードも用意しました。

    https://us11.campaign-archive.com/feed?u=c71a56a796830e0127965ec03&id=84b6341409

    📡 ブログのようにRSSリーダーで読みたい

    上記のRSSフィードを購読すれば、ふつうのブログのようにRSSリーダーで読めます。

    またRSSフィードはブンゴウメール公式ブログに反映されるようにしていますので、わからない方はこっちで購読しても同じ内容が読めます。

    🤖 Slack連携したい

    どうしてもすべてをSlack上で消化したいという性癖の方は、上記RSSフィードをチャネルに流せばいいと思います。

    🚧 注意

  • 配信開始は2018年5月からの予定です。もうしばらくお待ちください。
  • 配信メールは、「bungomail@notsobad.jp」から届きます。配信許可の設定が必要な方はご登録お願いします。
  • 今後の予定

    まずはユーザーが増えたときに、ちゃんと読書が続くのかというところを検証したいと思っています。 まだまだサンプルが少ないので、ユーザーを増やした上でコンテンツの長さとか配信方法の最適化を目指します。

    また当たり前ですが、このサービスは青空文庫というすばらしい基盤があって初めて成り立つものです。 今のところまったくマネタイズの予感はないですが、うまく収益化の仕組みを作れたら青空文庫の活動支援に還元できるとよいなーと思っています。がんばる。


    まとめ

    とりあえず、少なくとも自分が使い続けたいものを作れたのでひとまず満足しています。 5月から正式に配信開始しようと思いますので、よければぜひご登録くださいませ。

    おしまい。

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